過去を振り返る時、できなかったことにフォーカスしてしまうと、次の一歩を身構えてしまいませんか?一度マイナス思考にはまってしまうと脳はネガティブな神経回路を広げ、悪いことに反応しやすくなります。つまり、悪いことを引き寄せやすくなるのです。
過去に悔い(杭)を残してその場に縛られていては、不安な未来しか見えなくなります。
人は一日に6万個の物事を考えていて、その95パーセントは前日も前々日も考えていたことなのだそうです。たった5パーセントしか新たなことを考えていないのであれば、その5パーセントをできたことにフォーカスしてみませんか?
私はこれだけのことができた!!
もっと良くなるために、次はこれだけのことをやってみよう。
私にはこれだけのことが、きっとできる!!
無理をする必要はありません。ゆっくりとでも前に進みましょう。そうやって前を見て進むことで、過去は過去のものとなります。
想いを口にする
あなたには、やりたいこと、叶えたいことはありますか?思い切って誰かに自分の想いを宣言してみてください。
難しく考える必要はないんです。自信が無くても、まるで可能性が無いように思えても、自分のやりたいことを思い切って言葉にしてみましょう。そこからきっと、流れが変わってくるはずです。
宣言したって何も変わらないと思っているあなた、まずそこから一歩踏み出してみましょう。今までに、宣言しても何も変わらなかったあなた、本当に自分のやりたいことだったのか、もう一度自分を感じてみましょう。宣言してできなかったら恥ずかしいと考えているあなた、あなたが達成したかどうかを他人はチェックしていません。宣言して得られるのは、周りからの応援パワーです。
もちろん、全て宣言した通りになるとは言いません。でも、不思議なパワーが必ず働くのです。あとは、宣言した人がそのパワーを受け取れるかどうか。
ちょっとでも試してみたいと思ったあなた、思った時こそチャンスです。未来に向かって一歩一歩進み続けましょう。
諦めない
諦めなければ必ず結果につながる」「結果を出した人は結果が出るまで諦めなかった人だ」というような言葉を聞いたことはありませんか?皆さんはこの言葉を聞いてどう思いますか?私はその通りだと思います。しかし、この言葉をどうとらえているかが人によって違うのだということに驚かされることがあります。
あなた自身のことを思い起こしてみてください。何か『目標』を立てて、それに向けて『行動』したとします。考えて、努力して、その『行動』を頑張ってもできなかった時、脳裏にさっきの言葉が浮かびます。さあ、あなたはどうしますか?
「ここまで頑張ったのだから、もう少しやってみよう」「ここで諦めたら今までの行動が無駄になる」「必ずできる」そんな風に自分を励ましながら頑張りますか?そうして生も魂もつきてどうにも『行動』できなくなったら、「私にはむいていない」「私はダメだ」と諦めるのでしょうか?
私なら、生も魂もつきるまでにその『行動』を諦めます。『行動』なんていくらでもあります。『目標』を達成するためならどういう『行動』であってもいいんです。やってみてむいていないと思えば、さっさと諦めたらいいんです。達成すべきは『行動』ではなく『目標』なのですから。
大事なのは”何を諦めないか”なのです。
口にしたことを現実にするまで諦めず、5%の変化を積み上げていきましょう。