足ることを知る

man and woman standing surrounded by yellow flowers

「足ることを知る」という言葉があります。

何をもって自分が満足するか、それを知っている人は常に目的意識があり、そこに向かって行動し、結果を得ています。逆に自分がどこで満足するかを知らない人は、たとえどれだけ物質的に恵まれても心は満たされず、永遠に幸せをつかむことができないようです。常に高みを目指す事は悪い事ではありませんが、満足を感じる事無く進む事は、日々のストレスを増やし、結果「まだあれができていない」「これもしておけばよかった」という後悔を残すことになるかもしれません。

人生に楽しいことばかり求めても、『楽しくない現実』にフォーカスがあたるだけで、探しても決して見つかりません。落胆するか現実逃避に逃げるか、いづれにしてももったいない事です。

同じことをしていても楽しい人と楽しくない人がいるように、「これをすれば絶対楽しい」「これをすれば絶対幸せになれる」ということなどないのです。
どう感じるかを決めているのは自分です。

現実に不満があるのであれば、不満を解消するものを求めるのではなく、何をすれば自分は満足できるのかを考え、それに向かって行動し、結果を得る事です。
それが表面上の満足であれば、すぐに飽きてきます。飽きたら次の満足を目指し、真の満足に至るまでその行程を繰り返し、人生を最期の最期まで楽しもうではありませんか。